カイコ1齢幼虫   

1齢幼虫(3~4日)

掃立はきたて
卵から幼虫が孵化ふかしたら、蚕座さんざ(飼育する箱などの場所)へ移して、給桑きゅうそう(桑を与える)をし、飼育作業を始めます。
産卵紙の上で孵化した毛蚕けご(蟻蚕)ぎさんを、羽根ぼうきで掃いて、蚕座さんざに移動させることから掃立はきたてと呼ばれるそうです。

毛蚕けご蟻蚕ぎさん孵化ふかしたばかりの幼虫)
からだの大きさ3mmほど。
孵化ふかしたばかりは、色が黒く、毛が生えていますが、2~3日たつと、からだが黄白色になり毛が落ちたように見えます。実際は、毛は生えていて、脱皮の時になくなります。

給桑きゅうそう
生育を同じにする為に、孵化ふかがはじまり半日から1日たちすべての卵が孵化ふかし終わった頃に最初のくわを与えます。

1日朝夕2回、やわらかいくわの葉(枝の先端から2~3枚目)を小さくきざんで与えます。
※少数を飼育する場合は、葉も乾燥をおさえられるので全葉で与えてもいい。

除沙じょさ蚕尻こじりとり
カイコは病気になりやすい生き物なので、除沙じょさ(桑の食べかすやフンを取り除くこと。蚕尻こじりとりともいう)は少なくとも2日に1回する。
※清潔な環境で育てることが大切。




1眠(約1日間)
睡眠をとることなく、3~4日桑の葉を食べ続けます。だんだん食べる量が減り、脱皮だっぴの準備をするために眠期にはいります。
桑の葉などに糸を少し吐き、足場を固定して、頭を上げて動かなくなります。
カラダは動いていないけど、体内では新しい外皮を内側に準備しています。
※この時にいじりすぎると、その後の脱皮が失敗してしまうこともあるので注意する。

脱皮だっぴ
頭部の殻が取れ、前方に進みながら古い皮を脱ぎ捨てます。
だぶだぶの新しい皮になったので、桑を食べさらに大きくなれます。
※乾燥気味のほうが脱皮だっぴがしやすい。

カイコの成長チャート